猫の食事について②

前回の記事と重なる部分がでてくるかもしれませんが、書いていきます!

普段、猫の食事で気になることは何があるでしょうか?

1猫の食 特性

・だらだら食べる

・フレッシュイーター・・・(新鮮なお肉など)さっきまで生きていた肉を好む。

・好みがうるさい

・季節によって食べムラがある。

2食事の種類

ドライフード

*メリット*

・少量で必要カロリーが取れる

・開封後の保存期間が長い

・コストが安い

*デメリット*

・水分不足になりがち ⇒ドライフードだけの食事だとウンチが固くなり、排便時に力みが必要に。特に老猫さんには水分もしっかり与えてあげる。

また、巨大結腸を引き起こすこともあるので、水分量は気にかけてあげましょう。

・炭水化物の含有量が多い

・酸化しやすい

②ウエットフード

*メリット*

・水分含有量が多い

・嗜好性が高い

・高タンパク質、高脂肪、低炭水化物

・長期保存が可能(未開封の場合)

・1食分ずつ開封可能

*デメリット*

・開封後の保存期間が短い

・コストが高い

・必要カロリーをウエットフードだけで補うには量が必要。(80%が水)

**手づくり食をたまに与えてもOK◎◎その場合内容により、水を与えなくても良いです◎

3.フードの選び方

①ドライフード

1⃣ラベル表示

穀物ではなくお肉の多いもの。

~類表示には注意する。

2⃣注意したい添加物

BHA(合成酸化防止剤)

BHT(酸化防止剤)

エトキシキン(合成酸化防止剤)・・日本では商品添加物不可

プロピレングリコール(保温のための添加剤、猫が食べると貧血を起こす)

硝酸ナトリウム・亜硝酸ナトリウム(発色剤)

着色料(発がん性、アレルギー物質を作る可能性がある)⇒フードアレルギーだと内臓が弱る。

人間の食べ物、栄養にも共通しますが、良いフードだと食べる量が減る・満たされないともっと食べたくなるのです。

ドライフードを選ぶポイント

1.炭水化物の含有量が少ない

2.原材料が明確に記載されている

3.人工防腐剤、人工着色料を使用していない

4.メーカーの製品づくりに対する姿勢

②ウエットフード

・水分の含有量と原産国について考える⇒水道水の飲める国

・食べきりサイズが望ましい

4.購入・保存

1⃣ドライフード

・1か月で食べきる量を目安にする

・陽の当たらない場所に保存、開封したら密閉容器に入れる、乾燥剤を入れる(封を開けた瞬間から酸化が始まる)

2⃣ウエットフード

・開封したらその日のうちに食べ切る

5.食器

①食事場所・環境

・猫トイレから距離を置く

・人通りが少なく落ち着いて食べられて、陽が当たらないこと

・水回りに近く、用意しやすい場所

・食事台などで床から離し、ほこりを入りにくくする

②食器

・軽くて傷が付きやすいプラスチックを避けて、陶器またはステンレス製を2組

・ヒゲの当たらない大きさ

・フードがこぼれにくい深さ、形状

・安定感があり、食べている時動かない重量感

③食べ残しは捨てて、食器は毎回洗う

④ドライフードの継ぎ足し厳禁

⑤1日の量を把握する・・・計量カップ、スケール

参考資料*猫の森