猫ちゃんの多頭飼い飼育😺😺😺

昨日の打ち合わせの際に猫の多頭飼いってどうなんですか?と聞かれましたので、多頭飼いについて考えてみます。

まず、先住猫さんの性格や性別によって変わってくるかと思います。

あとは年齢も関係あるのかなと思います。

本当にいろんなケースがあるので難しいのですが、やはり若い猫、特に仔猫同士ならまだこれから慣れていけるので良いのかなと思います。

それとオス猫とメス猫だと相性がよかったりして問題行動が減ったり性格が穏やかになったりもします。

どちらにしても先に我が家へ迎えた子を優先してあげるとうまくいきやすいです。

私も多頭飼いなのですが、分かってはいても先住猫さんより小さい子新入りさんを可愛がってしまったことが何度かありその子はよく拗ねたり、ストレスでお腹を壊したりしてよく病院に連れて行きました^^;

あの時はまぁいつか慣れるだろう!とか、ほかに預けるのも違うしと猫たちには我慢をたくさんさせたと思います^^;

でも今ではみんな少し喧嘩をしたり追いかけっこもするものの、3匹が体をくっつけて寝ていたりお互いの身体を毛づくろいしあったりととても微笑ましいです☆

なにかあれば大きめなケージを置けるスペースがあったり、お部屋を分けられたりできる環境があれば多頭飼いもできなくはないと思います。

一番気を付けたいのは病気です。

外で保護をした子、保護猫の施設から譲り受けるとき。こういったときはきちんと検査をお願いするか、自分でも病院に連れていきしっかり検査をしましょう。

外猫さんで多いのは猫風邪です。保護施設でもなかなか集団で飼われていることが多いので一匹が猫風邪だとわかるともう他の子に移してしまっていることが多いです。

完全に治る子もいますが、一度感染するとそのウィルスが残るため、免疫力が落ちた時に再発しやすかったり治りきらずにずっとお付き合いする子もたくさんいます。

その他に多いのは、耳ダニ、猫エイズ、猫白血病です。

耳ダニもすぐに移ってしまうので、黒いぽろぽろとした耳垢がでたり、痒そうにずっと耳を掻いていたらすぐに動物病院で診てもらいましょう。

猫エイズ、猫白血病は最近は知っている方も増えたと思いますが正しくお世話をすればほかの子に移したりしませんし、怖い病気ではありますが、発症しなければ普通の健康な猫ちゃんと変わりなく生活ができます◎

猫エイズは喧嘩をして噛んだ傷口から猫エイズ陽性の猫の唾液が入ることで感染します。

普段の生活では、食器の共用とトイレの共用は避けましょう。

猫白血病でも感染猫とは接触させないことが大切です。

実はもう亡くなってしまいましたが、1匹重症をおっていた猫を保護してのちに猫白血病と猫エイズに感染していることがわかり、その当時一緒に暮らしていた猫に猫白血病が移ってしまったことがありました。

陽性反応が出てからは別々の部屋で飼い、その後保護した子は背骨が折れていてこれ以上のお世話が困難となり、保護施設に相談をして、引き取っていただきました。

それからは陽性になってしまった子を1匹で飼い、ストレスを与えないように環境を整えてお世話をしているとしばらくして陰性に変わり、元気に過ごしています。

このように、多頭飼いをすることは大変な事もありますが、病気の知識を知れば乗り越えられたりもします。

私は色んなことがありましたが、多頭飼いは色んな様子の猫が見られますし、仲良くしている様子や楽しそうにしている様子を見ると一緒にしてよかったなぁと思っています(^^♪

下のお写真は、いつもお伺いしている多頭飼いのお客さまの猫ちゃんと、わんちゃんです(о´∀`о)